総務省消防庁「Q助」とは — 使い方と判定の仕組み
公開: 2025-01-01更新: 2026-04-23
本記事は医療行為を行うものではありません。ご案内は目安であり、最終的なご判断は医師にご相談ください。 緊急の場合は119へ。
Q助とは
Q助(救急受診ガイド)は、総務省消防庁が開発・公開する無料のウェブサービスです。 急な病気やけがの際に「119番への連絡が必要か」「今すぐ救急病院を受診すべきか」 「#7119に電話すべきか」を確認できる問診形式のツールです。
Q助は医療の専門家(救急医・内科医・外科医・産婦人科医・精神科医・小児科医等)が 監修した判断基準をもとに構成されており、国が直接提供する信頼性の高い情報ツールです。
Q助の使い方
1Q助のウェブサービスにアクセスする(スマートフォン・PCで利用可)
2自分に当てはまる症状を選択する(発熱・胸痛・頭痛・腹痛など)
3表示される質問(随伴症状・程度・状況など)に答える
4「119番へ連絡」「今すぐ救急病院へ」「#7119へ相談」「ようすをみる」のいずれかが案内される
Q助の評価のしくみ
Q助は症状・随伴症状・状況の組み合わせによる「アルゴリズム」で緊急度を評価します。 「呼吸状態」「意識」「出血量」「痛みの部位・性質」などを組み合わせて、 緊急度を段階的に評価する仕組みです。
119番へ連絡
今すぐ救急車を呼ぶべき状態。意識障害・呼吸困難・大量出血など
今すぐ救急病院へ
救急車は不要かもしれないが、夜間でも受診すべき状態
#7119へ相談
緊急性は低いが専門家に相談して判断した方が良い状態
ようすをみる
自宅で様子を見ることができる状態。ただし悪化した場合は再判定を
安心マップとQ助の関係
安心マップの「救急か判断したい」問診フローは、Q助のプロトコル(判断基準)に準拠して構成しています。 安心マップはQ助の評価ロジックを参考にしながら、スマートフォンでより使いやすい インターフェースとして実装しています。
どちらも「医療行為を行わない」という前提のもと、受診行動の目安を提供するものです。 最終的な判断は医師または救急相談員に委ねることが重要です。
安心マップでできること
- • Q助準拠の問診で緊急度の目安を確認
- • 近くの医療機関を位置情報で検索
- • 往診・オンライン診療の案内
- • かかりつけ薬の処方先の案内
Q助を使う際の注意点
△Q助の判定はあくまで目安です。症状が急変した場合はQ助を使わずに119へ
△判定が「ようすをみる」でも、症状が悪化したら再度使用するか救急受診を検討してください
△小さい子ども・高齢者・妊婦は緊急度の閾値が異なる場合があります
△Q助は診断ではなく「受診行動の案内」です。病名を特定するものではありません
よくある質問
Q助とスマホアプリの安心マップ、どちらを使えばいいですか?▾
どちらも症状の緊急度の目安を確認できます。安心マップはQ助準拠の問診に加えて、病院検索・往診・オンライン診療の案内まで一体的に使えます。用途に合わせてご利用ください。
Q助は英語でも使えますか?▾
総務省消防庁の公式Q助では、2024年時点で英語・中国語等の多言語対応が一部整備されています。詳細は公式サイトをご確認ください。