子どものけいれんが起きたとき — 今すぐすべきこと

公開: 2025-01-01更新: 2026-04-23
本記事は医療行為を行うものではありません。ご案内は目安であり、最終的なご判断は医師にご相談ください。 緊急の場合は119へ。

けいれんが起きたら — まず落ち着いて時計を見る

ほとんどの熱性けいれんは数分以内に止まります。けいれんが始まったら時刻を確認し、 以下のチェックを行ってください。

今すぐ119を呼ぶべきケース

  • !けいれんが5分以上続いている(または止まらない)
  • !けいれんが止まった後も意識が戻らない・ぐったりしている
  • !1回のけいれん発作が止まり、また繰り返した
  • !呼吸が苦しそう・唇が紫色(チアノーゼ)
  • !けいれんが顔や手足の片側だけに起きている
  • !生後6か月未満のけいれん
  • !熱がないのにけいれんが起きた

けいれん中にすべきこと / してはいけないこと

すること

  • 子どもを安全な場所(床・ベッド上)に横向きに寝かせる
  • けいれんが始まった時刻を確認する(タイマーをスタートする)
  • けいれんの様子を観察・動画で記録する(後で医師に見せられる)
  • 周囲の危険なものをどける

してはいけないこと

  • 口の中に指や物を入れる(けがや窒息の原因になる)
  • 体を強く押さえつける(骨折の恐れ)
  • 水を飲ませようとする
  • 一人にしない

熱性けいれんとは

熱性けいれんは、発熱に伴って起こるけいれんで、生後6か月〜5歳頃の子どもに比較的よく見られます。 多くは数分以内に自然に止まり、後遺症を残さない「単純型熱性けいれん」です。 怖く見えますが、初めて見る親御さんが思うほど子どもへのダメージが大きいわけではないことが多いです。

ただし、以下のような「複雑型」は注意が必要です。

  • けいれんが15分以上続く(てんかん重積状態)
  • 24時間以内に2回以上繰り返す
  • 体の片側だけに起きる(片側性)

けいれんが止まった後の対応

けいれんが止まった後、子どもはぼーっとした状態になることがあります(けいれん後状態)。 数分〜十数分で意識が戻ることが一般的です。

1横向きに寝かせたまま安静にする(嘔吐しても誤嚥しにくい体位)
2意識が戻ったことを確認する
3以下を記録して受診時に伝える:発症時刻・けいれんの持続時間・様子・熱の有無
4初めてのけいれん発作であれば、止まった後でも必ず受診する

よくある質問

けいれんが2分で止まりました。受診は必要ですか?
初めてのけいれん発作は、短時間で止まった場合でも受診することを推奨します。医師による確認と、今後の対応方針(ダイアップ座薬の処方等)を相談してください。
以前も熱性けいれんを起こしたことがあります。また起きたらどうすれば?
以前に熱性けいれんの既往がある場合は、かかりつけ医から「ダイアップ(ジアゼパム坐剤)」が処方されていることがあります。処方されている場合は医師の指示に従って使用してください。それでも119を呼ぶべきケース(5分以上続く等)は同様です。

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